再生医療最先端 映画化にもなった 富江 あらすじとネタバレ
こんにちは。
映画化にもなった 富江 を読んでみました。
謎が謎を呼ぶ美少女・富江をめぐり血で血を洗う争いが巻き起こる!
あらすじとネタバレ
映画にもなったこちらの漫画、伊藤潤二氏のデビュー作であり、彼の代表作。
ある日、学年のマドンナ”富江”が死に、教室が悲しみに包まれていました…。
と、そこに死んだはずの富江が登校してきたのです!
学園中が混乱とどよめきに揺れました。
そして、彼女の復活には困惑すると同時に、担任やクラスメート達は別の不安に苛まれていました。
富江の死は間違いなかったのに…。
そうです。
彼らが彼女を殺した当事者だったのです。
ある日の課外授業の最中、事故とは言え、男子生徒と口論の末、富江は崖から転落ました。
しかし、性格は最悪、男癖の悪い彼女を、助ける者はありませんでした。
それどころか全員で、証拠隠滅の為バラバラにし、あらゆる場所に捨てたのです。
そんな恐ろしい授業のあった後の彼女の復活に、担任や、富江を転落させた男子生徒はおかしくなり、自殺者もありました。
そして、そのまま彼女は復讐の為現れた幽霊だったのか…?という話で、
終わってしまうのかと思いきや、何と、富江はバラバラにされた肉片から再生していた!というラストで締めくくられるのです。
殺しても殺しても現れる富江。ホラーと言うより、増えると言うあたりにゾクっとします。
この最初の『富江』から、長い間富江シリーズは続きますが、私はやはりこの第1話が大好きです。
絵も上手いし、何か映画を参考にされて描いているのか、俯瞰やら煽りの画が多く、軽いタッチなのがコメディのような要素を感じてホラーにぴったり。
また、富江をバラバラにするシーンで、今日の昼はサンドイッチか…なんてブラックジョークも堪らないです。
そして近年、再生医療やら何やらのニュースを見る度、あぁ…富江が現れる未来もそう遠くは無いのかと、少しの恐怖と期待に胸をざわつかせてくれる、素晴らしい作品だと思います。
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