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隠れた名作 鬼切丸 あらすじと感想

こんにちは。

 

 

鬼切丸を読んでみました。

 

 

人の憎悪や悲しみから生まれる鬼の話が切なくもあるそんな物語。

 

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はるか昔、少年の姿をした鬼が生まれた。

 

鬼切丸は角や爪を持たず人間の姿をした鬼で、すべての鬼を切り殺せば人間になれると信じています。

 


そして角の代わりに鬼を塵と化す日本刀を所持しており、人間離れした身体能力で鬼を倒していきます。

 


鬼は人が憎悪を抱いて鬼になる場合もあれば人が鬼を産み落とす場合もあり様々なパターンでこの世に存在します。



その中でも結城という少年が鬼落としという能力を持ち女性を自分の力で鬼に変えてしまいます。

 


自らが鬼に落とした女性を朽ち果てる寸前まで連れまわしたりするものの、

 

自分ではその能力を止めることもできず自分自身を呪い

 

最後は自分が鬼に変えた女性に命を絶たせることでその生涯を終えています。



他にも鬼を退治することを目的に集められた修行僧が

 

餓死寸前まで追い詰められ、結果鬼を食らうような体質になり

 

不老不死の体を手に入れ鬼も対峙できるようになったにもかかわらず

 

人々はあまりの力にそれを恐れその修行僧を迫害するようになります。

 

そして恨みを持った修行僧たちが現代まで生き延びゆがんだ形で

 

鬼切丸と対峙することになったりととても悲しくつらいシーンもたくさんありました。



出てくる鬼はどれもグロテスクで一体一体が悲しみや憎悪を持っていることが多くとても見ごたえがあります。


それを鬼切丸が躊躇なく切り捨てていくところは爽快感と少しの切なさがあり病みつきになってしまいました。


回を重ねるごとにキャラクターが増え話にも深みが増していくので面白さは倍増します。


新シリーズに鬼切丸伝というものも出ているのでそちらもおすすめです。

 

 

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