楳図かずお!ホラー漫画!ねがい あらすじとネタバレ
こんにちは。
今日は「ねがい」を読んでみました。
短編で7話が収録されています。
主人公の少年の部屋の窓から、不気味な顔の人形が顔を覗かせるところから始まります。
その後、この人形の正体が明らかにされていきます。
主人公の少年は引越しで転校してきたのですが、なかなか友達ができません。
そこで、寂しさを紛らわすために、余った木材などを集めてきて、一体の人形を作りました。
そうして完成したのは、何とも不気味な姿の人形。
しかし、少年はそんなことは気にせず、人形に「モクメ」という名前を付け、学校から帰るとモクメに話しかけるという日々を過ごしていました。
やがて「本当に動いたらなあ」と思うようになり、宇宙のエネルギーに念力をかけて願いごとを叶えようとするが…
しばらくすると、同じクラスの女の子と仲良くなり、それをきっかけに友達が出来て、段々とモクメに話しかける機会が減り、モクメのことを気味の悪い存在と思うようになりました。
ある日の夜、少年はモクメを近所の空き地に持って行き、地面に埋めてしまいました。
そこはマンションの建設予定地で、しばらくすると空き地の上にはマンションが建ち、もう二度とモクメの姿を見ることはないはずでした。
ある日の夜、少年は一人で留守番をすることになります。
すると窓ガラスを叩く音がして窓の方を見ると、マンションの下の地面に埋められたはずのモクメが、室内をじっと覗きこんでいました。
そしてモクメは室内に入り込んで少年を追いかけます。
言葉を一切発しないため、恐怖が一層高まります。
そして、少年の腕に嚙みつきます。
少年は痛みと恐怖に泣きながら、モクメに謝りますが、モクメの隙をついて、モクメを何度も床に打ちつけ、ついにはバラバラに壊してしまいました。
このモクメは、とても恐怖を感じましたが、モクメは捨てられ悲しかったんだな~と思いました。
どの作品もぐいぐい引き込まれて一気読み出来ます。
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