不能犯 あらすじとネタバレ
こんにちは。
戦慄のサイコサスペンス
不能犯を読んでみました。
あらすじと感想(ネタバレ)
数々の不審死を調べるとある男が浮き上がってくる謎の男・宇相吹正。
頼まれれば人を殺す。殺し屋みたいな人です。
その殺し方というのが、思い込みで人を殺すことができるという。
思い込みでどう人を殺すのか、誰も彼の犯行を証明することができない。
そんな彼を人は、「不能犯」と呼ぶ…。
気に入った事件の感想を少し。。。
2巻11話。
昔風俗で働いていた女性がOLをしていたと偽り結婚する。
旦那が家に連れてきた友人が昔風俗で働いていたことを知っており脅迫された女性は脅してきたやつを殺してと、殺人を頼むのですが、結局殺されたのは、旦那。
そして殺した犯人は友人…もともとは旦那が友人に頼んで脅させていたのです。
殺し方もシンプルでしたが、絵面はグロテスクでした。
3巻15話。
ギャンブル好きの男には病気をかかえた息子がおり、手術代が1500万。
あるときその男と妻の同期だった友人が一緒に買った宝くじが2000万当たったのだが、その友人は外れていたといい、宝くじを見せてもくれない。
お金を独り占めされると思った男は殺し屋に依頼する。
そして殺してもらうのだが、報酬として半分とられてしまう。
手術代にはあと500万足りない。
ギャンブルで稼ごうとし1000万を、全部使ってしまいました。
とぼとぼと家に帰ると妻が友人が宝くじ当たったから手術代を出してくれると連絡があったという。
旦那にいうとギャンブルに使われそうだから内緒なのだと。
ギャンブルで子どもの手術代をなくしてしまった男は自分の殺害を依頼し、生命保険で手術代を出すことを決めたという話です。
その殺人を止めようとする周りの人間や、
その術にはまってしまう人の愚かさなど、
もし実際にこんなことができてしまったら怖いなと思う部分と、
考えさせられるな、と思う部分があります。
どう殺すのだろうという殺し方も読んでいて面白いですが、
人間がどう誘導され、どう行動するのかを楽しんでほしいです。
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